PMに限らず、仕事をしていれば、「うまく仕事を進められない」と壁にぶち当たることがはあるのではないでしょうか?
今回は、くろねこも同じように日々悩んでいますので、その中で得た知識や経験、おすすめの本を紹介していきます。
プロジェクトは無理にコントロールすればするほどおかしくなる
ん?そうすると計画が立てられない?
そうですね。
しろねこさんは、小学生のころ夏休みはどのように過ごしていましたか?
計画を立ててそのとおりに過ごしていましたか?
夏休み前に毎日宿題をする計画はするんですが、夏休みの最終日に全部まとめてやってました!
はい。プロジェクトもそれと同じです。
違いがあるとすれば、一人の計画か、みんなの計画かという点ですかね。
プロジェクトは、このような段階でわかれています。
プロジェクトの期間が、1年だとした場合には、1年先の予定まで立てる必要性が出てきます。
計画の段階では、1年先はあまりに不確定要素が多く、正確にリスクを把握したり、予定を見通すことはできません。
もちろん、予算をとる必要があったり、発注が必要なのである程度の見立てをつけて、作業ボリュームを見積、スケジュールを立てます。
ですが、そのスケジュールどおりにPMがプロマネをしていても、大抵の場合、変更があります。
プロマネが得意なPMほど、スケジュールの調整が早いものです。
なぜなら、ゴールを常に見据えて、軌道を修正しているからです。
プロジェクトのスケジュールの修正は、プロジェクトの序盤ほど容易にでき、後半に行くにつれて難しくなっていきます。
それは、プロジェクトの中で成果物がどんどん出来上がり、その修正や方向転換を取れるタイミングが減るからです。
このように、どんなプロジェクトでも当初のスケジュールどおりに進むことは滅多にありません。
PMは、スケジュールを無理矢理合わせるのではなく、その期間の中で、どうやれば、ゴールへたどり着くことができるか、を常に考える必要があります。
プロジェクトを進行する上でのいいツール、プ譜
音楽に楽譜があるように、プロジェクトにも、そのプロジェクトのゴールまでの道のりを明示した「プロジェクトの楽譜(略してプ譜)」というものがあります。
プ譜を知ってからは、困ったらすぐにこれを使うほど便利な方法です。
なぜプロジェクトマネジメントがうまく行かないのか
理由は人それぞれですが、多いのが以下の理由ではないでしょうか?
これまでプロジェクトマネジメントをやってきて多いのが上記ベスト3ですね。
プロジェクトを立て直しする場合でも、ゴールが明確に決まっていないため、まずゴールを作ることから取り掛かることが多いです。
今回は、どうやってプロジェクトを進めるかにフォーカスします。
つまり、こういった悩みをプ譜が解決してくれます。
プ譜は、こちらの書籍で紹介されています
プ譜は、こちらの書籍で紹介されています。
様々なPJTを事例として取り上げてもあるので、ぜひ読んでみてください。
活字なので読みにくいという方もいらっしゃるかもしれません。
プ譜面の具体的な使い方はこちらのほうがわかりやすいです。
絵もあり、要点が整理されていて、なおかつ実践形式で読めるのでオススメです!
活字が苦手だったり、手っ取り早く学びたい人は、後者の本を読むと、即時利用できるのでオススメ。
【まとめ】うまく進まないPJTもやり方次第でうまくいく
・紙一枚で、PJTを整理・ゴールへ持っていける
・とりあえず、やってみる!ができる
プロジェクト譜は、プロジェクトを進める上で必要なスキルを最低限教えてくれるものとなっています。
もちろん、これだけですべてがうまくいく、ことはありませんが、自分の持っているスキルと掛け合わせて汎用的に使っていける技術です!
PM初心者でも使えるなら、読んでみようかな〜