当サイト黒猫のプロマネ塾は
・新米プロジェクトマネージャーとなった人が気軽に集まる場所
・プロジェクトマネジメントがそもそも苦手/わからない人が気軽に集まれる場所
・そもそもプロジェクトマネジメントってなに?って思っている人が興味本位で集まれる場所
を目指して運営している「気軽にプロマネを学ぶ」ことをテーマにしたメディアです!!!
プロマネは、プロジェクトマネージャーだけが身につければいいスキルではなく、社会人であれば簡易的に使えるだけでも、十分に重宝する便利スキルなので、身につけてキャリアアップを目指そう!!
プロマネの基本をなるべく簡単に教えるよ!
まったくの未経験ですが、大丈夫でしょうか?
大丈夫!段階を踏んで学んでいこう!
よろしくお願いします!
さて、プロマネをすることになったばかりの方のよくある疑問
・プロマネって覚えることがたくさんそうだけど?
・プロジェクトマネージャーだけがやることじゃないの?
・プロマネって難しそうだけど、具体的に何をするの?
こんな疑問も、可能な限り、わかりやすく、解決していきます。
【STEP1】プロジェクトマネージャーの役割は、すべてをまとめること!
・プロジェクトマネジメントオフィス(略称PMO)は、PMの補佐的な存在である
・プロジェクトリーダー(略称PL)は、プロジェクトの中の1チームのリーダである
PMは、プロジェクトの全体運営を行う人であって、万能になんでもできる必要性はないんだ。チーム内で役割に応じてやることも、管理対象の領域も変わるよ。
PMは、プロジェクト(PJT)全体が管理対象として、PJTを遂行する役割のこと。
PLはプロジェクト内のチームが管理対象として、PJTのゴールへチームを牽引していく役割のこと。
PMOは、PMがプロジェクトを進行中に手が回らないときや苦手なことなどをサポートします。
PMOは一人の人ではなく、複数人いることがあります。
プロジェクトの特性によっては配置されないことが多いです。(名ばかりで置かれていることも・・・)
さて、PMは、プロジェクト全体を管理するとはいえ、すべてのことをできる必要はありません。
プロジェクトはチームでやっていくので、チーム内に課題解決に必要なスキルセットを持った人をアサインし、その人達と力を合わせてプロジェクトを運営することがPMの役割です!
PMは、プロジェクトの運営を行うことがメインのお仕事です。
【STEP1】プロジェクトマネジメントは、ゴールまで導くスキル!
・プロジェクトマネジメントは、人を管理するのではなく、プロジェクトを管理すること
・プロジェクトマネジメント、プロジェクト管理、プロ管、プロマネはすべて同じこと
プロジェクトマネジメントは、その名の通り、プロジェクトをマネジメントするスキル。どうやればプロジェクトがゴールへ辿り着けるかを考えることが、プロマネです
このようにITサービスの開発プロジェクトでは、工程が区分けされていて、その工程ごとにやることがいろいろと変わってきます。
PMは企画段階で、そのITサービスがリリースされてどのように使われるのかを想像していきます。
そして、その使われるサービスを作るために、どのような作業があるかをイメージし、作業を洗い出し、スケジュールを考えて、そのプロジェクトにかかるコストを計算します。
その計画するためのスキル、そしてそれを実行するスキルがプロジェクトマネジメントです。
チームが道に迷わないように、地図を描くみたいな感じですね!
【STEP2】プロマネをする上でのマインドセットをまず持とう!
・なんのためのプロジェクトなのかは常に意識し、ゴールを常に見定めよう(顧客志向をもつこと)
・自分の考えだけに固執することは辞めよう
ここが一番PMとしては、難しいところ。
みんないろんな事情を抱えて仕事をしているからね。
自分を中心としてしまってもうまくいくことはたくさんある。
ケースによってマインドは切り替えるとベスト!
プロジェクトは一人でこなせるものもあれば、チームでやらないと動かないものもあります。
プロジェクトの金額が上がれば上がるほど、関係者は増えていき、プロジェクトの運営が難しくなります。
そんなときに、チームメンバーとうまくやっていくことも大事な要素です。
なぜなら、プロジェクトの目的を果たすためには、チームメンバーが何よりも大事な資産であり、ゴールへ行くために必要なタレントたちで、一緒にゴールへ向かってくれる仲間だからです。
チームメンバーなしで成功するプロジェクトは存在しないと個人的には思っています。
プロジェクトの成果を出すために、プロジェクトのメンバーを大事にすることが最大のマインドセットであり、そのために、PMがどうするのかを常に考えていく必要があります。
プロジェクトのゴール(成果)に向けて、チーム全体が自発的に動けるようにするためには、PMのマインドセットがベースとして、必要な要素だと考えています。
PMとして、物事を判断、整理、検討するときは、誰にとってそれがいいことなのか?を常に考え、物事の本質を見るようにしましょう。
PMのワンマンプロジェクトも多数ありますが、PMも必死なんです。
チームメンバー全員で支え合う環境を作ることも大事なことです。
(意識しないとできないし、意識しても難しいので日々訓練です)
【STEP3】PMBOKに関して、ざっくりと理解しよう!
・プロジェクトマネジメント知識体系と訳され、プロジェクトマネジメント協会(PMI)が発行している。
・PMBOKでは10の管理体型がある。
資格を取るなら、全てを知り学ぶほうがベスト。
ただ現場運用にすぐに馴染みたい場合は、ここはスキップして、STEP4を学ぶことをオススメ!です。
難しくなってきた〜!覚えられない!
覚える必要はないので、まずは知ってるくらいの感覚で大丈夫です。
PMBOKは、PMの資格試験であるPMP試験のベースとなる知識体系となっています。
このように、いろいろな管理体系ごとに必要なことがあります。
通常の業務・担当するプロジェクトにおいては、これらすべてを使うということはまず、ないでしょう。
要所要所で必要な知識が異なると思うので、この1つずつについては別の記事で紹介をしていきます。
【STEP4】プロマネの中で、まず身につけるべき大事なことはこの3つだけ!
・プロジェクトのスコープは変えないこと
・どういうチームでやっていくのかを決めること
STEP3では10の管理体系があったのに、3つでいいの?なんで?
10を知ってるほうが対策や計画は立てやすいけど、まずはこの3つ!っていうのがあるんだよ。
前のSTEPでも述べた通り、プロジェクトマネジメントとは、「プロジェクト」を管理すること。
そのプロジェクトとは、明確なゴールがあり、期限が定めらている仕事のことをいいます。
言い換えると、
・『期限が定めらている』は、スケジュールが決まっている
と言えます。
さらに、決まった作業範囲を決まったスケジュールでこなすためには、人(チーム)が必要になるのです。
10の管理体系のうち、3つの管理体系(スコープ管理、スケジュール管理、人的リソース管理)ができればプロジェクトは立ち上げ、進めることができます。
そして問題がなければ、そのままゴールまで走ることができるのです。
まずは、スコープ管理、スケジュール管理、人的リソース管理の3つをできるようになろう。
【STEP5】失敗したっていい、必ず復活できるのがプロマネの良さ!!
・プロマネで、ピンチをチャンスに変えていける。
・失敗は、次のプロジェクトへの成功の種にできる。
・プロマネで、他の仲間を助けることができる。
・成功したプロマネは、二度できない(再現性は低い)。
ん?どうして成功したのに、同じことができないんだろう?
プロジェクトは、よく「生き物」や「なまもの」と例えられます。
なぜなら、プロジェクトは無形であり、その中の人達のその日の気分によって中身は大きく変わるからです。
PMによってプロジェクトの形は異なりますし、進め方も判断軸も変わってきます。
正解がないので、PMという職業は難易度が高く、また非常に評価されづらいというのもあります。
ですが、周りを見回した時、仕事で困っている人をサポートする時、質問をされたとき、いろいろな場面で無意識にですが、プロマネのスキルの一部を使っている人は多くいます。
炎上したプロジェクトへのヘルプでアサインされても、そこからどのように行動するかを考えて動く人がいますよね?
その人は、自分の行動をプロマネしプロジェクトのゴールを見定めることができているんです。
受動的にならず、能動的に動けるようになることも、プロマネのおかげです。
たとえば、プロジェクト計画と実態が大きくかけ離れたとしても、そこからどのように新しいルートをつくるか、そのルートに行くときに、どのような壁(課題)があるか、などを洗い出し対策できればプロジェクトは息を吹き返します。
このように、プロマネはすぐに成功体験を得られるわけではないですが、経験と共に必ず身につくスキルです。
プロマネは、プロジェクトを立て直すことにも使えるので、どんな場面でも活用できる無敵のスキルです。
経験値が増えれば増えるほど、磨かれて研ぎ澄まされます。
まとめ
当サイトでは、このように様々な角度から、プロマネを紹介していきます。
プロマネは、宗教論争のように、人によってやり方もスタイルも異なります。
自分のなりたい、PM像を頭に描きながら、当サイトを見ていってください。
そして
・当サイトのプロマネは、くろねこ流として、数ある一例として紹介していきます
・ご自由にカスタマイズしてください!
一緒にプロマネを使って仕事で遊びましょう!
知識・ノウハウ・事例・キャリアプランなどもいっぱい教えてほしいです!
くろねこ流をお伝えしていきます!