仕事を行う上で、「この仕事の意味はなんだろう?」「なんのためのタスクだろ?」「企画したプロジェクトがうまく進まない」「プロジェクトの効果がでない」など、様々な状況がありますが、これらは共通して、その仕事の「目的(なぜやるのか)」が見えていないためです。今回はこの課題に向き合い続けた回答を示します。
『なぜ』が必要な理由はなに?
「なぜ」ってよく聞かれるんですけど、私が考えたことじゃないので聞かれても困る!ってことがあるんですが、この場合も対応できるんですか?
もちろんできますよ!今日はそれを説明していきますね。なぜを考えることはそんなに難しいことじゃないんですよ。
物事、仕事において、必ず「目的」がありますよね。それを自分の言葉で言い表せますか?言い表せることができれば、きっと仕事においても、プロジェクトにおいても、迷うことはないでしょう。
なぜならそれがやり遂げたいことであり、ゴールであり、迷ったときの判断基準となります。
目的が明確でないことは、仕事をする上で常につきまといます。そんなときに、なぜ?と自問自答して自分の中の答えを必ず見つけてください。
その答えがあっているかも踏まえて依頼主に確認し、作業をすると、手戻り・検討間違え・認識齟齬などはなくなります。
断言できます。「なぜ」がわかっていないで作業をすると、しないとでは、全てにおいて、品質・速度おいて差がでます!!
「なぜ」の探し方・見つけ方は、シンプルに!
なぜを考えることの大切さはわかりましたが、どうやってそのなぜを突き止めるんですか?
非常に簡単です、与えられたことに、直感で疑問を感じたらそれを考えるんです。
課題にたいして、疑問を感じたら、それはその課題に対して自分自身が納得できていない・理解できていない証拠です。その状態で物事を進めても、最終結論でひっくり返されたり、全然違う方向に進んでしまい、手戻りになるなど、いいことがありません。
疑問を感じたら、以下の手順で疑問を明確にまずしましょう。
1.疑問の箇所に印をつける
2.その疑問の理由を横に書き足す
3.その理由の根拠を探す
たいていの場合、3の行動をすると、その疑問が解消されるか、よりなぞが深まるの2択になります。
解消されるならそのまま進んで大丈夫です。
解消されない場合は、次の最終ステップです。
4.相手がなぜこの根拠をおいたのかを客観的に考えてみる
5.わからない場合は聞く。聞けない場合は、自分なりの仮説を立てる
6.仮説を、検証をしてみる
7.答え合わせを相手とする
ここまでやると、意外と課題が進んでいないように見えて、整理・検討ができているので、課題も前に進んでいて、なおかつ、よりよいものになっています。
ただこれだけなので、日頃の小さなことから練習をしてみましょう!